Ken South Rock!!!!!

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3-4発:BusuwickArtFestival-KnittingFactory!!!!!

ブルックリン、ブッシュウィック地区のギャラリーや学校、カフェなどで、地元アーティストによる作品が一斉展示されるこの週末3日間。GBMとその隣のLoneWolfにてバンドが出演。当然それはブッシュウィックを代表するバンド達なワケで、そこに参加出来たことを大変光栄に思う。嬉しー!!!!!
昨夜の大騒乱で心身筋肉痛を抱えながら、家から歩いて10分のGBMへと向かう。通りは平時と何ら変わらず、祭り祭りした雰囲気は全くもって感じられないのだがー開催5年目。各所備えられたパンフレットをめくると、参加ギャラリーは100を数え、スポンサーにはチープビールの巨人PBRらが名を連ねていたりと、着実に根付き、広がりつつあるこのフェスの熱を感じる。

アダムと顔を会わせると、これまた心身大筋肉痛の模様。そこで軽口合戦。吐くまでやりきった岐阜のライブを思い出すなーなんて話で盛り上がる。今日はこれから二発だからね、笑って筋肉痛もぶっ飛ばす。そこはハードな日本ツアーを通して、培われたノリ。シリアスに“今日も気合い入れて!行こうぜ!”だと音が伸びない、気負い過ぎる気質の2人。

17:40-GBM出演予定だったが、そこは例によって例のごとく19:30-LoneWolf出演となる。理由は"なんとなく"に近いと思われる。

"Hello!!!!!こんにちわ!!!!!"
やがて火ぶたが切られる。合わせるところは絶対に合わせ!乱れるところは存分に乱れ!冒険心を胸に!衝動を愛し!駆け抜ける!!!!!
ブッキングの姉さんが大興奮で、終演あとのアダムにまくし立てる。いっぱいの声、いっぱいの握手、いっぱいの笑顔。視界良好!本日も突き抜けている。

スペイン飯を軽くつついてから、タクシーにてお洒落タウン"ウィリアムズバーグ"へ向かう。ThreeEggStudioのオーナー、ブライアンのバンドがキャンセル、その代打でKnittingFactoryに出演。ここは音響システムバッチリの、まさに日本で言うところのライブハウス。通常、出演するに当たっては、幾らかの支払いが必要、いわゆる"ノルマ"も存在するらしい。オーナーから、しっかり客を呼べ!など、かなり上からモノを言われたらしく、ナーバスぎみのアダム。…ステージ上がらせてもらえりゃあ、こっちのもんだって!近所のバーでバシッ!と一杯煽って!24:00過ぎスタートだあ!!!!!

これがまた絶好調!音が!血が!肉が!暴れに暴れる!!!!!

装いも新たに"HELLO-こんにちわ"〜"人間やりたい"〜"Yume"〜どこまでも自由に自由に"海部山部"〜"水"〜そして自分達の中では妄想大ヒット曲となっている"Hold On"〜"るぐるぐるぐるぐ"!!!!!

終演あとオーナーの態度も一変!マンガみたいだ!アダムも上機嫌!地元LoneWolfに舞い戻って!宴は終わらない!!!!!

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休日。

Photo@SilentBarn
先日のSilentBarn熱狂夜の一部始終を激写UPしたBLGを発見!!!!!

KnittingFactoryからはアダムに『何年ぶりかに観た本当に素晴らしいShowだった!』と熱い!熱い!メールが!
次回ブッキングを打ち合わせ中。またひとつ楽しみが広がった!!!!!


今回住まわせてもらっているのは、アダムが家族同然に付き合っている友人宅。ニューヨーク、ブルックリン区ブッシュウィック、Good-byeBlueMonadayから西へ10分ほど歩いたアパート、2階フロアーの3Bedroomの1室。1階は24時間オープンのデリ、隣はクリーニング屋、そしてテイクアウトの中華屋と言う、俺的には大変に恵まれた環境。
ブッシュウィック自体、色とりどりの人々が生き生きと暮らす、低所得者エネルギー爆発地帯。俺的には大変に馴染みやすい環境だ!!!!!

快く滞在を許してくれた、日頃なにかと付き合いのある友人らに、飯を振る舞おうとアダムが企画。車を借りて来ると、その昔、日本人と付き合っていたことがあり、アジアンスーパーに詳しいアンドリューを先導に、マンハッタンへ買い出し。蕎麦だのオイスターソースだの、ブッシュウィックでは揃え難い日中食材を買い込む。

メニューは“鶏と野菜のオイスターソース煮”をメインに“麻婆豆腐”“蕎麦”“エノキおろし”を、どれも大量に。鶏肉2キロとかレベル。ところがどっこい5〜6人集結予定が、21:00頃より、わらわらと集まった肝人は、延べ10人と1匹。そりゃあもう足りない!ホント白飯も炊いといてよかった!皆、箸を上手に使いー持ち方も完璧!気持ちよくことごとく、たいらげてくれた!
アメリカンガールズ!陽気!可愛い!としか言いようがないぜ!!!!!


またひとつ打ち解ける夜。

この心遣いこそ、愛される男アダムの真骨頂。


アパートのベランダから観た夜空は

よく澄んで

かかる雲に手がとどくようだ。




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5発:BruarFalls〜AMRAMS!!!!!

現代アメリカ音楽のルネサンス、David Amramには3人の子供がいる。カントリーシンガー道を真っ直ぐに突き進む長女Alana、歌いまくり踊りまくり喋りまくるエンターテイナーの次女Adira、そしてクレイジードラマーの末っ子長男Adamである。

小さい頃から学校もろくに行かず、父親のツアーにくっついてまわっていたアダムの、その友達は楽器だった。ギター、ピアノ、ラッパ、ドラム…目の前に溢れる楽器達と手当たり次第、一日中遊び語り暮れた。そんな楽器と夢中で遊ぶアダムを、父親はもちろん、そのバンド仲間も、我が子のように愛し大切にしてくれた。いつか自分も、こんな素敵な仲間とバンドを組んで、ファミリーのごとく世界中を旅してまわるんだ。いつしか幼な心はそんな夢を抱き、まだみぬアフリカの熱砂、アジアの神秘を夢想して胸躍らせた。

時は流れ、父親のもとを離れたアダムは、やがて自分と同じように、楽器と遊び語るのが大好きなヤツらと出会い、当たり前にバンドを組む。バンドはトントン拍子にアメリカツアー、そしてヨーロッパーツアーへと駒を進めた。気力、想像力、そしてなにより愛に満ちた快進撃は、自分が思い描く父親達の背中そのものだった。
ところが、ロンドンでライブをやったあたりから、バンドの様子がおかしくなった。金やスケジュールのことで、皆の言葉が棘を帯び始めのだ。よくある些細な家族喧嘩、アダムはさして気にも止めなかったし、そもそも何をそんなに皆がイライラするのかが、よくわからなかった。毎日、毎日大好きな楽器と、こんなにも遊んでいられるのに。しかし棘はお互いを傷つけ、傷つき鋭さを増すばかり、ついには顔を合わせることすら辛い毎日。


バンドは解散した。

それからも、たくさんのセッションに参加し、バンドを組み、ツアーもまわった。けれど、どこか冷めていた。昔みたいに夢中になりきれなかった。大好きな楽器を手に心に、傷つけ合うのだけは、もう二度と嫌だったから。踏み込めなかった。しかし一方で父親の背中は、夢は遠く遠く離れる。日に日にガサガサ、荒れ行く自分が手に余った。泥水に溺れた。そんな末っ子を両親も姉達も、心の底から心配した。その気持ちが、痛すぎるほどにわかった。とにかく、なんとか変えたかった。


日本ツアーに出た時にアダムが抱え込んだプレッシャーは、凄まじいものがあったと思う。それを成し遂げ帰って来たニューヨークで、姉達とブッキングを組んだアダムの気持ちが、今の俺には痛いほどにわかる。なぜなら2人、毎回ステージでリハで、楽器と思い切り遊び語り、そしてまた家族同然に過ごして来たから。ほんの4ヶ月くらいだけれど、その濃密さは時間では計らせない。

ライブ前、いつもより多分にナーバスなアダム。それも一度、音が炸裂しちまえばそれまで。ただただ夢中、今夜も思い切り遊びまくって来た。

俺はもう大丈夫。突き進むから。


ライブあとに姉弟が交わした、子供に戻る笑顔、家族ならではの笑顔と笑顔が、とても素敵でほっこり心に残る夜だった。


商業主義とは対極にあった5発!BruarFalls!

この夜の向こうにこそ、アフリカの熱砂が、ヨーロッパの熱狂が待っていると確信する。
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6発:Death by Audio/PEELANDER-Z企画!!!!!

PEELANDER-Z首謀者、イエローのエネルギーはもの凄いぜ!
頭にひょいと浮かんだことを即、具現化しちまうその一心不乱。ぐわらぐわらと人を巻き込み、暴れまくり、より熱を発して輝きまくるその人間力。俺を心の底から揺さぶる。そんなイエローの企画に大参戦!!!!!

ブッシュウィックからタクシーで20分。夕立に洗われ、ほんの少し涼しさを取り戻したウィリアムズバーグに降り立つ。目と鼻の先はイーストリバー、その向こうにはマンハッタンの摩天楼が浮かぶ。ブルックリン北西のはずれ、午後8:30ー普段ならまだ空が明るい時間だけれど、ひと雨来たせいで辺りは薄暗い。人もまばら、河岸に眠る倉庫街。住所に該当する場所まで行ってみるが、店名もそれらしい装飾も見当たらない。あるのはただの倉庫。その壁に埋まった扉を押し開けると、すかさずポツリ椅子に腰掛けた女性が“Hello-”と声をかけて来る。地下に伸びる階段の底からは、音がリズムが吹き上がって来る。Death by Audio。先日ライブを行ったSilent Barnと同じ匂いのするハコ。生ビールを何種類も出すようなカウンターは無いけれど、入店するに年齢制限も無い、純粋無垢のライブハウス。

地下へ下りるとキャパ150ほどのホール、と言うか広間。まだ人もまばらなその空間を、誰に彼にと途切れること無く、声高に言葉を発し笑いを飛ばし、ノシ歩いている男がいる。

イエロー。再会。

ライブから2日経った今日、さっき、イエローとベトナム料理を食いに行った。今年の1月、はじめて2人でゆっくり話した店。
ずいぶん昔から、俺はElectric eel Shockを通じて、一方的にだがイエローのことを知っていた。だから去年の3月、はじめてニューヨークに行った際には、会うべきかどうか、けっこう悩んだ。結局、"なんとなく"が半分、"自分の居るべき場所を見つけてから"が半分、そんな野生の勘と、理由づけを以て会わなかった。
時は劇的に流れ、CD"NINGEN"発売ライブ@Lone Wolfが決定した去年末、はじめてマンハッタンへPEELANDERのライブを観に行った。本当に感動した。イエローもCD発を観に来てくれて、やはり感動してくれて、それは第1回ベトナム飯へとつながる。そして第2回ベトナム飯を終えた今、イエローとは終生のつきあいになるだろうと、大いに感じまくり、燃えまくっている。

ヤツは決して泳ぐのを止めない。俺も止めない。

そう言うことだ。

もし去年の3月、あの時点で会っていたら、多分イエローに呑みこまれて、その後のニューヨークも手の平。こんなにも熱い関係にはなっていなかっただろうな。

KenSouthRockは駆け抜けた。この夜の企画の中では浮いていたかもしれない。でもそれは、俺が自分の居るべき場所、あるべき姿を見つけたことにほかならない。

アダムが"日本でライブをやっているみたいだ…"と笑っていたけれど、そんな空間をニューヨークに創出してしまうイエローのエネルギー、人間力はやはり凄いぜ!


世代も近々のアメリカの好敵手。
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8発:BlackCobra'sParty!!!!!

バイカーのパーティーがあるので、そこで2ステージほどやって欲しいと、アダムの知り合いのタトゥーショップから依頼が入った。すぐ近所だし、ギャラも悪くない。しかもちょうどオフだったので、行ってみることにした。現場には機材が何一つ無いので、車にドラムセット、アンプ、マイク、マイク用アンプを詰め込んで、いざ出陣!

14日に迫った祝日FlagDayー国旗制定記念日を前に、車、家、通りには国旗がはためき、街中が平時よりもだいぶ華やかだ。加えて、国旗を見つけると各ドライバー、めでたい!めでたい!と、クラクションをバンバン鳴らすので、非常に騒々しい。そんな中、指定された会場、タトゥーショップなのかクラブなのか、を探していると、Mytle駅からほど近い同ストリートの歩道で、モウモウと煙を巻き上げバーベキューをやっている集団を発見。その傍らには巨大なバイクがズラズラズラリ。圧巻。まさにここ。車を横付けすると、すかさず依頼主らしき兄ちゃんが登場。
『ヘイ!来たなブラザー!調子はどうだい!ヘイ!一発すっげーのを頼むぜ!!!!!』
一気にまくし立てまくる。もちろん丸出しの両腕にはタトゥーびっしり。促されるまま、2階のテラスへと機材を運び上げ、20:00を少し過ぎた頃だろうか、音出し開始。
陽の傾いたブッシュウィックの落書きだらけのビルの、高架線の、人々の合間、谷間に音が反響し、空へと突き抜けて行く。


壮快。

これは、あまりにも最高だ。。。


テラスには音を聴きつけた、平均身長およ2メートル、体重およそ100キロ超、皮ジャンに身を固めたバイカー連中がノソリノソリと集まって来る。その名もBlack Cobra。GBMからも援軍が駆けつけてくれるが、こうして並んでみるとGBM軍の線の細いこと!皆、その豪快な雰囲気にやられ、緊張感が漂う。
つーか依頼主の兄ちゃんがヤバい。音がツボだったのか、早くも暴れ倒し叫び倒し、戦闘本能全開!往年のイカンガー並の独走状態!
『10分後な!10分後!俺がみんな呼んでくるからよ!フォーーーーー!!!!!おい!ビールいるか!おい!誰かビール!ビール!10分後な!10分後!フォーーーーー!!!!!』

やがてテラスに人が集まり、酔いが熱が伝染して!
さあ!ロックのはじまりだ!!!!!

野ガイは音が吸収されて、実はそんなに気持ちよく演れた記憶が無いのだけれど、街ナカはいい!この響きわたる!この轟きわたる!バカでっかいガレージの中でぶっ鳴らしてるような!この壮快感!!!!!!!!!!

隣のアパートの中年夫婦が、テラスにソファーを持って出て来て、ビール片手に観戦、大賞賛してくれたのは嬉しかったなー

演奏あと大きな革ジャンに囲まれて、あれやこれや話している俺とアダムは、知らない人が見たら、カツアゲされている中学生、いや、サイズ的には保護された小学生に見えたかも。とにもかくにも盛り上がり、例によっていっぱいの声を握手を交わし!飲めや!飲めや!と、ここまでは良かった。ここまでは。

…依頼主が、兄ちゃんが止まらないワケよ。瞳孔開いちゃってるのよ。ものすげースピードで動くゾンビなのよ。話しなんか通じやしねー!
『最高!ロックくそ最高!くそ最高!フォーーーーー!!!!!もう一回!もう一回なっ!1時間後な!俺がみんな集めてくるからよ!ちくしょー!くそ最高だぜ!フォーーーーー!!!!!』
どこをどう空気よんでも、もういいのよ。皆、もう室内でディープに行きたいのよ。つーか兄ちゃんの周りに、人が寄り付かなくなってるのよ。だけどもだ、そこはアダムも事前に40分2ステージの約束をしていたから、圧しきられるよね。

皆、ぼちぼち帰り始めた22:00。…こうなったらもうぶっち切れるしかねー!!!!!人もまばら、薄暗いブッシュウィックのビルの谷間の狂宴は終わらない。終わらない。

さてこの絶対的に雇い主と思われた兄ちゃん。なんとバイカー達とは一切なんの関わりも無い、へたをすると友達の友達ぐらいに縁もゆかりも薄めの、ただの参加者だったことが、帰り際、最後の最後になってようやく判明。ギャラはBrackCobraのメンバーからもらい、兄ちゃんはいつの間にか消え、あまりにも馬鹿らしいオチに、引き上げるGBM一同、苦笑が止まらない。

『皆で居酒屋行って、乾杯したいな。』
アダムが言う通り、日本式に仲間で酒を飯を分かち合いたい。
そんな気分の帰り道だった。


GMB:Good-bye Blue Monday、アダムがバイトしているバー。

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